「里帰り二人展」開催中！

KKT（くまもと県民テレビ）の夕方のニュースでも紹介していただきましたが、現在、４月２９日（月）までの日程で、「里帰り二人展 from 石川」が開催中です。
場所は熊本県伝統工芸館２階展示室Aです。
これは熊本県立第二高等学校を卒業したお二人が、遠く離れた石川県でものづくりを通して出会い、故郷の熊本で初の「二人展」を開いているものです。

小早川眞理子さんは第二高校卒業３期生。今回、熊本に里帰りして、ご自身が高校時代通った道から見える熊本城の崩落した石垣を見るにつけ、身につまされるものがあると、お話しになりました。
金属造形、「彫金」を学び、イタリアのミラノでも活躍され、現在、日本ジュエリーデザイナー協会会員として精力的に活動していらっしゃいます。
作品は銀の土台に漆を塗り、その上に金の蒔絵を施したものなど、多数展示されております。

藤﨑千尋（ちひろ）さんは第二高校４７期生。美術科を卒業して金沢美術工芸大学に進みました。九谷焼の土を使い、ろくろ成型を中心に形をつくり、自作の釉薬をかけて仕上げます。釉薬に物質を混ぜ化学反応させて色を出しています。淡い色合いが何とも美しい器です。

会期中に、ぜひ一度、伝統工芸館にお立ち寄りください。写真の３人は左から47期生の藤﨑千尋さん、３期生の小早川真理子さん、お客様の１期生の方です。