TOPICS

 
郷土の太鼓フェスティバル りんどう太鼓保存会
 

■平成19年5月4日
■熊本交通センター前広場

鈴居 卓祥

平成19年5月4日 ゴールデンウイークの真っ只中、あいにくの小雨模様をもろともせず熊本中心部の広場から轟くような和太鼓の音 が鳴り響く。

それは時には激しく、時にはやさしくゆったりとしたテンポを繰り返し、行きかう人々の足を無意識に止め、いつしか音源の 前には大きな群集ができていた。

日本人であることを久々に気づかされたような人々の顔に、同じ群れの一員である私も安堵感を覚える。

りんどう太鼓は和の心の中にも遠くオーストラリアまで支部を持つ、国際色豊かな和太鼓集団である。グローバル社会において「良いものは良い」と素直に評価されているところが限りなく嬉しい。

この日集まった16名の隊員はどこの太鼓にも負けない「力と調和」そして「楽しさ」を音に託して表現した。

母校同窓会にこれだけのものがあるのかと今更のように感動し誇りに感じた。

田口代表をはじめとする隊員のたゆまぬ努力に敬意を表する。今後ますますの活躍をお祈りします。