りんどう会

松永まり子さんの句集「母音」のご紹介 

この度、9期生の松永まり子さんが、句集「母音」を出版されましたのでご紹介します。

題 母音(ぼいん)

出版社 海鳥社

著者 松永まり子

値段(税込み) 2750

 

 松永まり子さんは、九州沖縄犯罪被害者連絡会「みどりの風」の会長としてがんばっておられます。

表紙は長女あかりさんの絵で、本文の俳句は活版印刷です。

熊本では、長崎書店、紀伊国屋書店(光の森店、ゆめタウンはません店)、ツタヤ書店嘉島店の文芸コーナーに置いてあります。

 先日、句集をご購入いただきました光永校長先生と、元、あかりさんの担任の染森先生(旧・楳木先生)に、コメントを頂いています。

 

 発刊に寄せて

熊本県立第二高等学校長 光永幸生

本校は今年度60周年を迎えます。親子で第二高校生というお話を耳にするたび、本校が卒業生の皆様にとって思いの深いものであると感謝の気持ちでいっぱいになります。

さて令和3年12月に、本校理数科9回生の松永まり子さんの句「母音」が発行されました。表紙の原画を描いたのは松永さんの長女で本校美術科37回生のあかりさんです。

松永さん御家族が歩んで来られた道を思うと、一つ一つの句に命の重さを感じずにはいられません。同窓会の皆様もぜひ、この美しい句集を手に取っていただけたらと思います。

 

熊本県立第二高等学校 教諭 染森千佳

出版おめでとうございます。あかりさんが高校2,3年の時、担任をさせていただきました。あかりさんのまっすぐな瞳はお母さんのまり子さんにそっくりです。あかりさんの絵とまり子さんの句もどこか似ています。繊細で潔い、背筋が伸びる本です。